ブタでも同じ?
マニフェスト選挙だなどと言われているが、自民党立候補予定者に読売新聞がアンケートをしたら、党のマニフェストに従うと答えたのは、わずか 12%だったという。
マニフェストの元祖みたいな顔をしている民主党でも、44%だったらしい。
この調査は、「党のマニフェストと自分の政策が相反する場合、どちらを取るか」というものだったので、必ずしも自民党候補者の 88%がマニフェストを無視しているというわけではない。しかし、それにしても低い数字である。何でも非主流派が軒並み反旗を翻したらしい。
共産党は多分 100%だろうと思ったが、80%台にとどまっていたように記憶している。へぇと思った。最近はこの党も党の方針以外のことを平気で主張できるようになったのだろうか。
それにしてもマニフェストというのは、候補者が自らの政党の政策として高らかに訴求するからこそ意味があるのであって、個人的な考えと相反した場合は個人を優先するというのでは、政党政治とはいえまい。マニフェスト選挙だなんて、ちゃんちゃらおかしいということになる。
二大政党制を堅持する英国では、「支持政党から自分の選挙区に立候補したのが、例えブタであっても、そいつに投票するのが政党政治」と言われている。1960年代後半、アメリカのイッピーたちはこの格言を揶揄して、テキサスで文字通りブタを立候補させた。名前を「ピガサス」といった。なかなかチャーミングなブタだったようだ。
投票率の低下が問題になっているが、選挙に行かない若年層は、心の底で「誰がなっても同じ、ブタでも同じ」ぐらいに思っている。
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