「ゆりかもめ」 と都バス
今年の 3月までは、新橋から 「ゆりかもめ」 に乗って 「国際展示場正門」 という長い名前の駅まで通っていた。そこにつくまでは、レインボーブリッジを渡ってからお台場方面に向かい、大変な遠回りをするのである。
最後までその道のりには慣れなかった。
何しろ、レインボーブリッジを渡ると、ちょっと左手を望めば目指す TFTビルというのが見える。しかし、それを素通りしてどんどん右手に向かい、フジテレビの前を通って、延々と遠回りする。新橋から 30分かかってようやくたどり着く。運賃は370円もする。
しかし、最近ある人に聞いた情報では、東京駅八重洲口から国際展示場 (ビッグサイト) 行きの都バスが出ており、それなら40分足らずで、運賃は 200円だという。
先日試しに乗ってみたら、確かに 200円払えば 東京駅から 40分足らずで着く。JR の東京 - 新橋間を 5分とすれば、実質 5分しか差はない。それで運賃は 170円も差が出る。往復なら 340円である。
しみったれたことを言うようだが、これを考慮すると、「ゆりかもめ」 の運賃は高すぎる。それに車両も狭苦しくて、ボックス席の座席は非人間的な小ささだ。あのボックス席に大人 4人で座れとは、私なら心苦しくて言えない。あの車両を設計した人の顔が見てみたい。
「ゆりかもめ」 はきちんと黒字を出しているとやらで、評価が高いようだが、あのちゃちな車両であの運賃では、黒字ぐらい出て当然だ。これからはよっぽど急ぐのでもなければ、東京駅から都バスに乗ろうと思う。
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