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2003年11月20日

MSのパッチは、時々困りもの

「マイクロソフトのパッチによって IE のスクロール機能などに不具合」 というニュースが流れた。そんなこともあるだろう。

例の Blaster 大流行以後、Windows のパッチはまめに当てることが奨励されているが、私の周りにはこのパッチが嫌いな人が案外多い。「不具合の源になる」 と言うのだ。

確かに、私も最近経験したばかりである。IE の SP1 をインストールしたとたんに、リンクを新しいウィンドウで開くことができなくなってしまったのである。

例えば、私のサイトでは、トップページの右側の上から 3番目にある BBS のボタンをクリックすると、新しいウィンドウで掲示板が開くようにセットしている。これは、掲示板に書き込む際に、サイトのコンテンツがいつでも参照できるようにという配慮である。そして、見終わってウィンドウを閉じさえすれば、すぐにトップページに戻れるというのも、ユーザーインターフェイスとしていいのではないかと思っている。

しかし、「リンクが新しいウィンドウで開けない」 という不具合が生じると、これができない。新しいウィンドウのフレームだけは表示されるが、中身はいつまで経っても表示されないのである。Google でさんざん検索して、いろいろな処置を施したが、まったく直らない。

私は普段は Netscape を使っているので、さしあたっての不便はないのだが、マイクロソフトというのは妙に意地悪なところのある会社で、Windows Update だけは、IE でないときちんと進まないようになっている。また、IE でないときちんと表示されないサイトもある。こうしたサイトで 新しいウィンドウズでのリンクが多用されていると、少し往生した。

しかし、昨日試しにやってみたら、何もしないのに直っていて、ちゃんと新しいウィンドウのリンクが開くようになっていた。多分、その後に何度か当てたパッチの中に、この不具合をなおすプログラムが入っていたのだろう。

パッチを作る時は、そのパッチが新たなバグを生じさせないように、注意して作ってもらいたいものだ。

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