同じ会社じゃなかったの?
「魚民」 が 「和民」 を訴えたという記事には驚いた。私はこれを知るまで同じ会社でやっている店だとばかり思っていた。
「和民」 側が、「魚民の看板はウチに似すぎていて目に余る」 と、執念深くあちこちで言い続けたので、「魚民」 の方が逆ギレして提訴に踏み切ったと読み取れる。
私はこれまで、両方の系列のお店で楽しくお酒を飲んできたが、その裏でこんなお話が進行していようとは、全然知らなかった。かなわんなぁと思う。客としたら、安くおいしく酒が飲めればそれでいいのであって、妙な争いで酒をまずくしてもらいたくない。
ニュースによると、魚民側は 「赤地に白文字の看板は外食産業全体で広く使用されており、競合他社の信用を棄損し、不正競争防止法違反にあたる」 と主張しているようだ。しかしこの主張は、多くの 「赤字に白文字」 の同業他社が無視されて、「魚民」 がしつこいクレームの対象になったという事実について、踏み込んだ説明がされていないように思われる。
法律論からいったら、「赤地に白文字」 という要素と、「~民」 というネーミングの要素は別問題で、特段のクレームにあたらないということになるのかな。しかしそれとは別に、私なんかは先に述べたように、同じ会社だという印象を受けていたのだが。
いずれにしても、これは両社にとって得な話ではない。現に、私はこれからは、これ系の居酒屋で酒を飲もうという気がしなくなってしまった。
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