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2004年1月 7日

フロントガラスの霜

この季節、朝一番で車に乗ろうとすると、フロントガラス一面が霜に覆われていて、そのままでは運転席からまったく前が見えないことがある。

車庫に屋根さえあれば、霜はかなり防げるのだが、我が家の車庫は生憎なことに露天なのである。

しかし、実は我が家の車庫とて、元々露天だったわけではない。ここに引っ越してきた当初は、立派なモノではないが、一応片流れ式の屋根らしきものが付いていたのである。片流れ式とは、屋根の片側だけに支柱がついているというものだ。

ところが、この屋根が数年前の積雪に耐えかねて、潰れてしまったのである。その日は関東には珍しくかなりの雪だったので、どこにも出かけずにいたところ、昼前頃に娘が 「お父さん、大変だ!」 と駆け込んできた。外に出てみると、車庫の屋根が積雪の重みに耐えかねて下にゆがんできており、その鉄骨の一本が車の屋根を圧迫している。そのままにしておいたら、車まで潰されそうだ。

近所で力のありそうな若い連中に頼んで、下から屋根を持ち上げてもらい、ソロソロと車を脱出させたら、車庫の屋根は見る間にメロメロ~っと潰れてしまった。以後、我が家の車庫はずっと露天のままである。すみっこに、鉄柱が立っていた名残がわずかに残っている。

ところで、先月の和歌ログにも書いたのだが、このフロントガラスの霜をあっという間にとる方法を発見した。風呂の残り湯をかけると、一瞬にして解けてしまうのである。

これまでは、霜取り用のヘラを買ってきてゴリゴリとこそげとったり、霜取りスプレーをかけたりしていたが、今イチの感があった。しかし、風呂の残り湯は、金がかからない上に、霜の取れ具合も最高である。北海道ぐらいの寒さだったら、かけた残り湯がまた凍っていたちごっこになってしまうこともあるかもしれないが、筑波程度ではそんなこともないので、これが最高の方法のようだ。

世の中、とんでもない盲点に工夫のタネが眠っているものだ。

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