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2004年2月 1日

柳沢慎一という人

今日のお昼のラジオで、永六輔さんが柳沢慎一のことを話していた。いきさつの方は聞き漏らしたが、どうやら、最近コンサートで歌うのを聞かれたらしい。

最近の若い人で彼を知る人は、滅多にいないだろう。試しに妻に 「柳沢慎一を憶えてる ?」 と聞いたが、彼女も知らなかった。

妻は私と半年しか歳が違わない上に、「奥様は魔女」 が好きだったくせに、柳沢慎一を知らないとは、大チョンボである。あの 「奥様は魔女」 のダーリンの声の吹き替えをしていた人こそ、柳沢慎一である。

私が生まれた頃は既に人気ジャズ歌手として活躍していたはずだから、今は少なくとも 70歳にはなっているだろう。ちょっとコミカルな演技も得意としていて、一時はエノケンの後継者と目された時期もあったと聞く。

永六輔さんによると、その柳沢慎一が、今はメディアに全然出たがらない人になってしまっているらしい。連絡先すらも不明なのだそうだ。まるで、高倉健じみている。いや、レア性ではずっと上だ。

私がテレビで見ていた頃からすらりとしたハンサムだったが、今ではステッキがとてもよく似合う上品な老人になっていて、しかも芸能人らしくない風情なのだという。永さんは、こういう芸能人がいてもおもしろいと言っておられた。

そう聞くと、あの柳沢慎一をもう一度見てみたい気がする。

【2023年 6月 29日 追記】

柳沢慎一が昨年 3月 24日に死去していたと、昨日伝えられた(参照)。当初、このブログでは「柳沢真一」と標記していたが、間違いとわかり、訂正した。さらにこのブログ本文で「今は少なくとも 70歳にはなっているだろう」なんて書いたが、享年から逆算すると、この時点では 69歳だったわけだ。大変失礼してしまった。

ただ、名前に関しては本名が「真一」だったらしいので、まんざら見当外れでもなかったわけだが。

 

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