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2004年1月30日

恥の上塗り

あまりにもヴァルネラビリティ (攻撃誘発性) たっぷりで、皆のやり玉に上がりすぎているので、今まで触れないでおいたが、やはり古賀潤一郎という人の言い草はひどすぎる。

言い訳をすればするほど恥の上塗りで、馬鹿馬鹿しさが浮き彫りにされる。結局、最初から無理がありすぎたのだ。

「私はお宅の大学を卒業したんでしょうか、しなかったんでしょうか」 と、日本の国会議員が 20年も経ってからノコノコと聞きに来たのだから、ペパーダイン大学の担当者もさぞかし呆れたことだろう。

周囲の弁護もふるっている。「英語が不自由なテニスボーイなのだから、卒業の際に紛れがあっても仕方がない」 と言った人がいる。「英語が不自由」 なら、そもそも米国の大学に入ろうというのが間違っている。

「弁護士に任せていたので、卒業できたと思っていた」 というのも、笑止千万である。大学を出る出ないで弁護士を雇うなんて、聞いたことがない。結局は苦しい言い訳に過ぎないだろう。

帰国してからの言い草がまたわからない。議員は辞めずに、歳費は返納するという。金を使わずに政治活動なんかできるはずがない。自ら 「単なる名前だけの議員になります」 と宣言しているようなものだ。その上、改めて不足した単位を取り直して卒業を目指すという。国会議員をやりながら、どうして米国の大学の単位を取れるというのだ。議会を欠席し続けるしかあるまい。確かに、それではやっぱり歳費も貰いにくかろう。 貰いにくい自覚があるなら、いっそ辞めた方がすっきりするだろうに。

それから、この人のホームページだが、早くコンテンツを更新しないと恥ずかし過ぎるのではなかろうか。それに、トップページがフレーム仕立てなのに、左側のメニューをクリックするとすべて新しいウィンドウで開くというのは、どうもいただけない。このサイトを作った人は、フラッシュの作り方は知っていても、フレームの意味合いを知らないのだろうか。なんとも、いろんなところでお粗末なところを見せる方である。

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