恥の上塗り
あまりにもヴァルネラビリティ (攻撃誘発性) たっぷりで、皆のやり玉に上がりすぎているので、今まで触れないでおいたが、やはり古賀潤一郎という人の言い草はひどすぎる。
言い訳をすればするほど恥の上塗りで、馬鹿馬鹿しさが浮き彫りにされる。結局、最初から無理がありすぎたのだ。
「私はお宅の大学を卒業したんでしょうか、しなかったんでしょうか」 と、日本の国会議員が 20年も経ってからノコノコと聞きに来たのだから、ペパーダイン大学の担当者もさぞかし呆れたことだろう。
周囲の弁護もふるっている。「英語が不自由なテニスボーイなのだから、卒業の際に紛れがあっても仕方がない」 と言った人がいる。「英語が不自由」 なら、そもそも米国の大学に入ろうというのが間違っている。
「弁護士に任せていたので、卒業できたと思っていた」 というのも、笑止千万である。大学を出る出ないで弁護士を雇うなんて、聞いたことがない。結局は苦しい言い訳に過ぎないだろう。
帰国してからの言い草がまたわからない。議員は辞めずに、歳費は返納するという。金を使わずに政治活動なんかできるはずがない。自ら 「単なる名前だけの議員になります」 と宣言しているようなものだ。その上、改めて不足した単位を取り直して卒業を目指すという。国会議員をやりながら、どうして米国の大学の単位を取れるというのだ。議会を欠席し続けるしかあるまい。確かに、それではやっぱり歳費も貰いにくかろう。 貰いにくい自覚があるなら、いっそ辞めた方がすっきりするだろうに。
それから、この人のホームページだが、早くコンテンツを更新しないと恥ずかし過ぎるのではなかろうか。それに、トップページがフレーム仕立てなのに、左側のメニューをクリックするとすべて新しいウィンドウで開くというのは、どうもいただけない。このサイトを作った人は、フラッシュの作り方は知っていても、フレームの意味合いを知らないのだろうか。なんとも、いろんなところでお粗末なところを見せる方である。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- アサド政権崩壊を機に、中東地域のお勉強(2024.12.10)
- 韓国で大統領なんてやっちゃうと、やっぱり ・・・(2024.12.04)
- ロシアに移民したがるやつなんていないよ(2024.11.25)
- 「さいとう元知事」が「〜元彦知事」というセコい戦略(2024.11.23)
- 今回の兵庫県知事選挙の、世論誘導に関する大きな教訓(2024.11.18)
コメント