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2004年1月31日

上京の際の終着駅

最近では、東北・上越方面からの新幹線まで、終着駅が東京になってしまい、上野は単なる通過駅になりつつある。

しかし、私の学生時代には、田舎から上京して最初に着く駅が、東京駅か、上野駅か、新宿駅かという違いが、その後の人生観に大きく影響していたように思う。

以前は、東北・上越方面から上京すると、ターミナル駅は上野駅で、東京駅などと比べるとどうしても薄暗く、うらぶれた雰囲気があった。最近は上野駅も中身を改装してかなり 「お洒落度」 を意識した演出となったが、同じことなら、もっと思いっきりレトロっぽくしてしまえばよかったのにと思う。どうも中途半端なところがいただけない。

上野駅の回りも、東京駅の丸の内、日本橋に挟まれた立地からすると、かなりキッチュッぽさが漂う。上野公園はちゃんと探索してみればかなり芸術っぽい感じがするのだが、どうしてもお花見の喧噪と西郷さんの銅像のイメージが強い。それにアメ横とくれば、かなり俗っぽく、垢抜けないイメージが強い。

最近の東北出身者がスマートになってしまったのは、一つには、ターミナル駅が東京駅になってしまったからではないかと思っている。

中央線方面からの上京は、今でも新宿駅がターミナルだが、この駅は今や副都心と歌舞伎町という極端な二つの顔をもつイメージになってしまった。

それに、今では羽田空港というのも重要なターミナルである。北海道や九州、四国方面からの上京は、今やかなりの部分、空路で占められる。わたしの学生時代には、想像できなかった。

現在では、上京の際のターミナルは、圧倒的多数の東京派と、それに次ぐ羽田派、そして中央線方面からの新宿派と、マイナーな上野派 (常磐線方面) という色分けになるだろう。

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