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2004年1月24日

久し振りの地吹雪

酒田に来ている。この冬一番の寒波襲来とちょうどタイミングが重なってしまったが、積雪は内陸の方がひどくて、庄内はそれほどでもない。

それでも、やはり地吹雪が出迎えてくれた。ほぼ20年ぶりの地吹雪である。なんだか懐かしい気持ちになった。

駅を出て実家に向かって歩き出すと、たいした強風で下が凍りかかった雪のため、踏ん張りがきかず、妻が飛ばされかけた。私はさすがに地吹雪の歩き方を知っているので、大丈夫だったが、都会育ちでは、東北日本海側の冬は大変だ。

関東に暮らしていると、冬の天気のよさが応えられないほど快適だが、時々、この地吹雪が懐かしくてたまらなくなることがある。今日の地吹雪程度ではまだ序の口だが、久し振りに頬がいたくなるほどの中を歩いて、妙な満足感があった。

今日までが雪の峠らしい。明日も降るらしいが、昨日や今日ほどの降りにはならないようだ。明日は、酒田の商店街で寒鱈祭りがあるといっている。そういえば、近頃うまい鱈を食っていない。ちょっと出かけて買ってこようと思う。

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