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2004年1月20日

固形石鹸で洗髪

我が家の浴室には、シャンプーとリンスが 4セット置かれている。妻と 3人の娘に、それぞれ専用の銘柄があるようなのだ。

で、私はどれを使っているのかというと、どれも使っていない。シャンプーだのリンスだのは、面倒なのである。昔から体を洗うのも洗髪するのも、同じ固形石鹸だ。

十代の後半から数年間、世の流れに惑わされて、時々はシャンプーとリンスを使ったことがある。しかし、長くは続かなかった。どうしても面倒なのである。シャンプーを洗い流してから、またリンスなどを擦り込んで、もう一度洗い流すという作業が、どうもうっとうしい。リンスなんぞを使うと、髪の毛が必要以上に 「しっとりしなしな」 になるのも違和感があった。

もう 30年近く固形石鹸で洗髪しているなどというと、大抵の人は驚くのである。固形石鹸で洗髪する野蛮人は、現代の日本には 100人に 1人もいないと言われる。きちんとシャンプー・リンスを使わなければ、早晩髪の毛が傷んで、抜け落ちてしまうなどと脅かされる。

しかし、私の頭は (中身は別として) まったく問題がない。確かに、二十代の頃に比べれば、髪の毛が多少は細くなり、額の生え際も、1~2ミリは後退しているような気がしないでもない。しかし、同年代の連中の多くが、シャンプー、リンス、育毛剤に気を遣いながらも、白髪混じりになったり、はげ上がったりしているのに、私は何の気も遣わずに、一本の白髪もなく、ふさふさである。以前、こめかみの辺りに一本だけ白髪が生えたことがあったが、いつの間にか消えてしまった。

だから、私はシャンプーやリンスがテレビでさかんに宣伝している 「何とか効果」 や 「かんとか成分」 などというのは、かなりの部分、「気休め」 に過ぎないのではないかと思っている。少なくとも私にとっては、固形石鹸は 「安上がりで手間もかからず、害もない」 ということが、長年にわたって証明されているのである。

むしろ、シャンプーの多くは 「合成洗剤」 であるということの方が、ずっと気になる。

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