新幹線の窮屈さ
最近、新幹線に乗って妙に窮屈に感じるのは、自分が太ってしまったからかと思っていたが、どうもそれだけではないらしい。
実際に、車両設計が以前とは変わってきているらしいのだ。座席の寸法も狭いのが増えているし、窓際の席で肩のあたりが狭苦しいのも、デザインのせいらしい。
以前は、前後の座席の間隔が非常に狭く、腰掛けると膝が前の座席の背もたれに当たって窮屈さを感じたものだが、最近はこの部分の余裕は改善されたように思う。しかし、なぜか横幅が窮屈に感じるようになった。
一説によると、「500系のぞみ」 という車両は、車体を輪切りにすると丸みを帯びたデザインとなっているため、窓際の席でとくに窮屈さを感じることになるという。私は最近たまたま、「のぞみ」 号の窓際にばかり乗り合わせているのだが、確かに非常に窮屈である。
さらに、要らぬ親切というか、おせっかいというか、窓際には、飲み物を置くためなのか、棚のような出っ張りがある。ただでさえ窮屈なのに、この棚状の突起が二の腕に常にあたっているので、肩をすぼませていないと痛いのである。二の腕にあたらないように、肘をその棚状のものに乗っけてしまうと、今度は座席自体の肘掛けはそれよりも一段低いところにあるために、体が斜めになる。長時間この状態でいると、腰が疲れるのである。
結局、「のぞみ」 号というのは、確かに乗車時間は短縮されるが、座席の窮屈さが半端ではないので、結局は快適さという意味ではマイナスになるようなのだ。この車両でまともな快適さを得ようと思ったら、通路側の座席を確保するしかない。通路側というのは、普通車の場合、5列のうち 2列しかないから、快適に旅ができる確率は 40%ということになる。窮屈な目に遭う確率の方が、60%と高いのだ。
これは考え物である。JR には、快適に座れる車両のデザイン開発を望みたい。
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