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2004年2月19日

アテネの 「民泊制度」

アテネ・オリンピックの組織委員会が、民泊制度の達成目標を、6,000軒から 3,000軒に下方修正したと報じられた。

宿泊施設不足を補うための制度だったが、「組織委側が想定していた数より、供給する家主も利用者も少なかったため」 ということのようだ。当たり前の話である。

このニュースを聞いて、昭和 60年 (1985年) のつくば万博を思い出した。バブル経済が始まりかけていた頃のお話である。

当時、つくば周辺には宿泊施設が少なかったため、今回のアテネと同様に民泊施設が募られた。施設として認定するにあたっては、海外から来場する人のために、水洗トイレしかも洋式トイレでなければならないとして、トイレ改造の補助金までが拠出されたのを覚えている。家族に英語のできる人がいるという条件もあったはずだ。

それでも足りないというわけで、国道沿いには JR から払い下げた寝台車両をおいて、「列車ホテル」 というのまで出現した。

しかし、私はせっかく洋式トイレに改造した農家に泊まった外国からのお客というのを聞いたことがないし、国道沿いの 「列車ホテル」 に客が泊まっているという光景も、ついぞ目撃できなかった。要するに、まったく空振りだったのである。

あの当時、つくば万博に関連した行政機関は、見も知らぬ家にホームステイしたり、国道沿いの寝台車に寝泊まりしてまで、万博を見たいと思う人間が大勢いると、大まじめに考えたわけだ。ちょっと頭の中まで浮かれすぎである。

それにしても、アテネ五輪は大丈夫なのかなぁ。当サイトの盟友、ジャネドカイ氏は、競技施設の建設が間に合わないので、野っ原で、古代オリンピックのようにスッポンポンで競技することになるのではないかと言っていたが ……

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