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2004年2月24日

融通の利かない指定席

昨日から出張で大阪に来ている。夜遅くなってからホテルに入り、風呂を浴びたら日付が変わってしまった。

ぎっくり腰のせいもあって、かなり疲れた。それに新幹線の普通車はケチなことに 1列が 5人がけになっているので、体格の大きな私には、非常に狭く感じてしまう。

この 5人がけというのは、多分 1人あたりの座席の横幅は、在来線の特急よりも狭いのではなかろうか。何とかしていただきたいものである。

東京発の 「のぞみ」 号はほぼ満席で、私の指定席は 3人がけの窓際だった。最近の新幹線の窓際の席は、飲み物を置くための棚が飛び出ているので、それが腕に当たって、ますます窮屈に感じるようにできている。その上、真ん中の座席にはやや太目のオッサンあ乗り込んで来たので、かなり圧迫感があった。先が思いやられた。

しかし、名古屋で斜め前の 2人がけの座席が空き、ほっとした。真ん中のオッサンが少しでも気の効いた人なら、そちらに移動してくれると思ったのである。しかし、そのオッサンは全然動かない。気の効かないタイプだったようだ。

仕方がないので、私が一番奥から出て、その 2人がけに移った。その座席は大阪に着くまで誰も来なかったので、快適に座ることができた。

私が移動したのだから、元の 3人がけの座席では、真ん中のオッサンが窓際に移動して、お互いにゆったりと座ればよさそうなものなのだが、そのオッサンは真ん中に座ったまま、動こうとしない。とことん気が利かない。

そういえば、先月帰郷したときも同様に気の効かない人がいた。3人がけの座席に、私と妻のほかに、中年過ぎの叔母さんが通路側に座ったのだが、越後湯沢でスキー客がどっと降りて、あとは終点の新潟までスカスカに決まりきっているのに、移動しようとしない。仕方がないので、我々夫婦が奥から出て、他の座席に移った。

以前の乗客は、かなり柔軟に席を移動して快適な旅をしようとしていたのだが、最近は妙に指定席にこだわっているように思われる。どうも融通が利かなくなっているように思えるのである。

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