県境と郡境
長野県山口村と岐阜県中津川市の県境を越えた合併をを問う住民投票で、「賛成」 が 「反対」 を大幅に上回った。(参照)
なんでも、山口村の住民の多くの生活圏が隣の中津川市になっているらしい。大昔に決められた県境が、今日の実生活に合わなくなってきたたというわけだ。
県境が古くなってしまったのだから、 「郡」 なんてなおさら無意味になっている。私の現住所は、茨城県筑波郡というところにあるのだが、この 「筑波郡」 という表記に納得がいかないのである。
市役所や町村役場は、住民票を取るにも関わりが深いから、納得がいく。しかし、「郡役場」 というのは物の本によると昔はあったらしいが、今は消滅している。まったく無意味なカテゴリーになっている。
私の住んでいる町も、最近合併話が持ち上がっているが、「郡」 というカテゴリーとは無関係に話が進んでいるようだ。どうも、この 「郡」 というのは、住所を書く際に面倒くさくなるようにあるとしか思われないのである。一方ではこんなに簡単に県境が無視されるというのに。
住所だの戸籍だとというのは、どうもよくわからないところがあるのである。
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