« 知的所有権の新しいコンセプト | トップページ | 自動回転ドアの事故 »

2004年3月27日

今年の春は 4ヶ月

しばらく旧暦ネタから遠ざかっていたが、今年の春が寒暖を繰り返しながらダラダラと続いているのは、「閏 (うるう) 2月」 が入っていることと関係があるらしい。

旧暦では時々 1年が 13ヶ月 という 「閏年」 があり、今年は 2月が 2回あって、今は 2ヶ月続く 2月の真っ最中なのだ。

今年は 2月 20日から旧暦の 2月 (如月) に入り、それは 3月 20日まで続いた。しかし、翌日の 3月 21日 から 3月 (弥生) に入ったかというとそうではなく、今度は 「閏 2月」 ということで、旧暦では 2月のやり直しをしているのである。そして、今日は閏 2月 の 7日ということになる。つまり今年は、暖かくなったり寒の戻りがあったりという 「春先」 の陽気がだらだらと 2ヶ月も続くという年回りなのだ。

旧暦というのは、こと東アジア地域の気候に関しては、とてもよく当てはまるようにできている。それはそうだ。明治維新で新暦になるまで、少なくとも 1000年以上使いこまれてきたのだ。バグフィックスをし尽くして、とてもよく 「枯れた」 ソフトになっているのだ。「今年はことさらに残暑がきびしいなぁ」 と思うと、閏 6月かなんかで、夏が 4ヶ月あったりする。

今年の旧暦で 4月 (卯月) -
 すなわち、初夏になるのは、5月 19日まで待たなければならない。新暦と旧暦の差が 1ヶ月半以上も開くのだ。ということは、夏と秋の訪れもずれ込むとみていい。つまり、なかなか夏らしい暑さにならず、いったん暑くなると 9月になっても残暑が続き、年末近くになっても、なかなか冬らしい寒さにならないということのようだ。

さて、当たるかどうか、おなぐさみ。

|

« 知的所有権の新しいコンセプト | トップページ | 自動回転ドアの事故 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 知的所有権の新しいコンセプト | トップページ | 自動回転ドアの事故 »