何だかわからないことが起きる時
いつもは毎週火曜日に定期的に訪問している仕事先が、今週に限って水曜日に変更になったため、頭の中がうっかり 1日ずれてしまっていた。
そのせいで、隔週木曜に発信している業界メルマガの原稿を送りそびれ、夜になって催促電話をもらってしまった。
電話を受けたのは、ちょうど 9時頃。某所に寄って急ぎの仕事をこなし、晩飯を食いっぱぐれていたため、ようやく上野駅について、カレー屋でカレーを食べていた時のことである。「辛味オイル」 というやつを、たっぷりとスプーン 2杯分入れて、超辛口にしたやつだ。
「やばい! メルマガに穴は開けられない!」 さしもの超辛口も、それほど辛く感じない。大急ぎでカレーを食べ終え、今度はコーヒーショップに場所を移して、原稿を書き始めた。こんなことがあるので、どこに行くにもモバイル PC は欠かせない。
書き上げたのは、9時 40分頃。「やれやれ、また残業させてしまったわい」 と、罪の意識を覚えながら、PHS カードでインターネットにアクセスし、メールで原稿を送ろうとした。
ところが、なぜかメールが送れない。インターネット自体にはちゃんと接続しているのだが、相手先のメール・サーバにアクセスしようとすると、何度トライしても、なぜかはねつけられてしまうようだ。おかしい。いつもこの方法で送って、何の問題もないのに。
先方に電話すると、急遽フリーメールのアドレスを取得するので、そちらに送ってもらいたいという。こちらはこちらで、当サイトに臨時のページを作り、そこに原稿をアップロードして、そこから落としてもらうことにした。ウェブサイトを持っていると、こういう裏技が効くことがある。
しばらくして、電車の中でメールチェックすると、先方から急遽取得したフリーメールのアドレスを知らせるメールが入っていた。既に当サイトからダウンロードしてもらっていることと思ったが、念のため、そのアドレスに原稿を送ることにした。その際に、いつものアドレスにも一緒に送ってみた。
すると、今度はなぜか呆気ないほど、両方のアドレスにサクサクと送られてしまった。せっかくフリーメール・アドレスまで臨時に取得してもらったのに、あの騒ぎは一体何だったのかというほど、気が抜けるほどのスムーズさだ。
世の中には、何だかわからないことが多い。そして、パソコンだのインターネットだのという世界には、それが普通の世の中の何倍もの割合で頻発する。そして、それは時間に追われた時とか、切羽詰った時に限って起きるのである。本当に勘弁していただきたいものである。
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