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2004年4月15日

携帯電話のストレス

公共の場での携帯電話使用が迷惑がられるのは、声の大きさよりも、会話の片方しか聞こえないことの違和感の方が強いという実験結果が出された。(こちら

確かに私も、おばさん同士の声高な会話以上に、おじさんの「俺だ、例の件どう? …… ふんふん …… 」の方が気に障る。

対面で行われる会話ならば、「わいわいぎゃあぎゃあ」 のレベルでない限り、結構な声高でも何とか耐えられる。それは、自然のリズムがあるからではないかと思っている。ところが、携帯電話での会話の片方しか耳に入ってこない状態が延々と続くと、とたんにストレスになる。

だから、「もしもし、はい○○です。すみませんが、今、電車なのでかけ直します」 程度で済めば、ストレスになるリズム以前の問題なので、ちっとも気に障らない。むしろ、そのマナーの健全さに、いい気分にすらなる。

しかし、往々にして 「かけ直します」 だけでは済まなくて、「え?、 …… あぁ、そうそう、ん? …… いやいや、それはちょっと、 …… はいはい、 …… だから、もう少ししたら、かけ直しますから、 …… うん、はいはい …… 」なんてことになる。そうなると、こちらはいらいらして「いいから、早く切れよ」 と言いたくなる。

もしかしたら、この「 …… 」の部分が多いと気に障るのかもしれない。しかもそこに「うっそぉ」や「ていうかぁ」や「チガくてぇ」が頻繁に入ったりすると、たとえ小声でもイライラ度は高まる一方だ。

それから、今回発表された実験結果では、呼び出し音はあまり気にならないとされているようだが、今時の作りのギンギンの着メロが、延々と鳴り続けるのは、やはりうるさすぎていただけない。これは、日本特有の現象だろうか?

着メロ開発者にお願いしたいのだが、過度にディストーション(歪み)を効かせた音作りは、避けてもらいたいものである。電車の中でもうるさいのに、映画館などであれが鳴り出すと、ぶち切れそうになる。

 

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