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2004年4月 6日

目に余ると取り締まられる

よく言われることだが、道路の制限速度というのは、10km オーバーまでは許されるらしい。それでは、一体何のための制限速度なのかと言いたくなるが、確かに経験的にそれは言えるのだ。

制限速度 50km の道路は、パトカーだって 60km で走っているのである。

これもよく言われることだが、制限速度を生真面目に守りすぎると、後ろからつつかれて、かえって危ない。制限速度を守るよりも、道路の流れに乗って走る方がずっと安全だという。これも、確かに経験則からうなずきたくなるところがある。

高速道路というのは、ちょっと激しい雨が降ったりすると、制限速度が 50km に制限されたりする。しかし、高速道路を時速 50km で走るというのは、かなり非現実的なことである。

以前、高速道走行中に激しい雨が降り、とたんに制限速度が 50km と表示された。私は試しに、言われた通りに 50km で順法走行してみようと思い立ち、アクセルから足を離してエンジンブレーキをかけ、徐々に減速した。

しかし、減速しているうちにも、バックミラーには次々に猛烈な勢いで接近してくる車が映し出され、ヒヤヒヤする。それらの車の多くは、急に路線変更をして無理な追い越しをかける。そうでなければ、車間距離をほとんど取らずにあおってくる。恐ろしくて 60km 以下には到底落とせなかった。

本当に時速 50km で走ったら、下手したら追突されたかもしれない。こうしたケースにおいては、順法運転をすると、かえって身の危険にさらされるということが実感された。

以前、制限速度の 10km オーバーまで許されるのは、その車自体のスピードメーターの誤差と、警察側の測定器(いわゆる「ネズミ取り」)の 誤差を、それぞれ 5km と想定し、その合計 10km までは誤差の範囲内とするからだと聞いたことがある。もっともらしい理屈だ。

しかし、本当のところは日本の法律の適用はかなりあいまいなところがあり、当局の 「さじ加減」によるところが大きいということのような気がする。控え目なルール違反ならば多めに見られるが、目に余ると取り締まられるということなのではなかろうか。

そんなところから、「真っ正直」よりは「要領の良さ」が求められるというのは、かなり割り切れない思いがするのである。

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