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2004年5月10日

年金問題再考

「一匹見つけたら百匹いると思え」というゴキブリではないが、年金未納者が後から後から発覚し始めた。さながら「魔女狩り」の様相である。

しかし、厳密に言ったら、本当に100%まじめに年金保険料を払い込んでいる人なんて、国民の何割いるのだろう。

私自身は大学院まで行ったりして学生生活が長かったから、25歳で初めて国民年金に加入した。当時、学生の国民年金加入は強制ではなく任意だったから、いわゆる 「未納」 ではないはずなのだが、年金制度というのは、とにかく難しすぎてよくわからないことが多い。

平成 3年以後は、学生も強制加入になったが、きちんとした手続きを踏まないで「未納」のまま学生時代を過ごした連中もかなりいるだろう。彼らの第一期は既に 30歳を過ぎている。もしかしたら、マスコミに就職して、政治家の「未納」を追求しているかもしれない。

政治家の世界では、未納問題が国会議員から知事にまで飛び火し始めた。サラリーマンの世界を一歩出れば、未納は決して珍しいケースではないようだ。ということは、江角マキコがいち早くバレた芸能界なんかでは、下手したら軒並み未納なんではなかろうか。

芸能界だけではない。プロスポーツ選手とか、いっぱしエラそうな顔をした評論家の先生とかだって怪しい。こうした個人事業主の分野できちんとした徴収の方策を講じたら、年金制度の「火の車」は少しは改善されるのではなかろうか。

マスコミの矛先は、政治家の次は芸能・スポーツの番だろう。目先の利く芸能プロダクションは、今頃、所属タレントの年金納付状況を洗い直して、隠蔽工作に乗り出しているだろう。未納がバレやしないかと戦々恐々の「セレブ」が何人もいるかもしれない。

でも、これだけゴロゴロと未納が発覚するのでは、個人を責めるより、制度の欠陥の方を問題にすべきだろうなぁ。

 

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