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2004年5月25日

時差ぼけ解消の所要日数

このコラムは、いつもは日付の変わる前後に更新するのだが、昨日は時差ぼけのせいか、夜 9時過ぎから猛烈に眠くなり、気付いてみると、朝の 4時だった。

しかし、ここで起きてしまうと、いつまでも時差ぼけのままなので、無理に二度寝して、6時過ぎに起き出した。

時差ぼけは歳を取るほどひどくなると思っていたが、実はそうではない。若い頃はもっと大変だったように思う。多分、若い頃の方が、体内時計がきっちりしているので、一度狂ってしまうと再調整に手間がかかるのだろうと思っている。(根拠のあることではないが)

初めて海外出張に出たのは 25歳の時だったと思うが、帰国してから 1週間以上おかしかった。会社で経費の精算をしていると、ふーっと気が遠くなった。はっと気付いて、「あぁ、今、俺は何をしていたんだろう?」と思うと、電卓には無意味な数字が並んでいるのだった。(当時は Excels なんて知らなかったし)

そのくせ、夜になると眠れなくなるのである。どうせ眠れないのだからと、遅くまで酒に付き合ったりするものだから、ますますおかしくなる。翌日の昼過ぎになると、またしょっちゅう気が遠くなる。

30歳代になると、さすがに時差ぼけ解消に 1週間以上もかかるなどということはなくなった。それでも、4~5日間はおかしかった。

40代は海外出張といえば香港ばかりという時代だったので、時差ぼけなんて意識することもなかった。40代後半から、また米国に行く機会が増えたのだが、気付いてみると、時差ぼけは 3~4日で解消している気がする。

もっとも、夜の 10時を過ぎると一度猛烈に眠くなるのだが、それを切り抜けると、普通の時間感覚に戻るのである。これは健康なことなのか、不健康なことなのか。複雑な気分である。

 

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