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2004年5月13日

河童とキュウリ

河童ネタの大好きな私が喜びそうな話を、また岩手県の遠野が提供してくれた。遠野市観光協会が、「河童捕獲許可証」なるものを売り出したそうだ。

この河童、気象予報士の森田正光さんによると、「江戸後期以後、激減したのは、キュウリの品種改良のため」という。

まず、「河童捕獲許可証」だが、今年のゴールデンウィークを機に、1枚 150円で 200枚を限定販売したそうだが、あっという間に売り切れ、追加販売までしているらしい。ちなみに、捕獲して観光協会に差し出すと、賞金 1,000万円がもらえるらしい。

捕獲の条件としては、頭の皿を傷つけず、皿の水もこぼさない、新鮮な野菜を使って捕獲する、赤顔で口の大きなものなど、7か条が示されているという。「赤顔」というのは、以前東京スポーツで「ヤラセ」の写真(緑色の河童)が載ったとき、「遠野の河童は赤河童だから、あれは偽物」と取り合わなかった遠野市の面目躍如である。

「新鮮な野菜」を使うというのは、これはとりもなおさず河童の大好物とされるキュウリのことだが、ここで、森田さんの説の登場である。

そもそも、キュウリというのは奈良時代に日本に渡来した野菜なのだが、当時のキュウリは苦くて大変まずいモノだったらしい。水戸黄門も「毒多くして効能少なし」と書いて、栽培に圧力をかけていたほどで、それだけに、逆に河童のような異界のものが好んだのだろう。

ところが江戸後期以降、キュウリの品種改良が進んで、現在のような人気野菜になった。しかし河童としては、逆に好みの味ではなくなったものと思われる。好物がなくなったために、個体の数も激減し、今ではほとんど見られなくなったというのが、森田説なのである。

それならば、沖縄のゴーヤーを使って河童をおびき出せば、もしかしたら 1,000万円もらえるのではなかろうか。ちなみに、捕獲許可証の有効期限は今年一杯らしい。

 

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