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2004年6月30日

ムクドリの大群

私は常磐線取手駅を利用しているのだが、近頃、夕方過ぎに取手駅西口に降り立つと、駅前ロータリーの木にねぐらを作っているムクドリの大群に驚かされる。夜の 10時を過ぎても、何千羽というムクドリの「キュルキュル」という鳴き声が響き渡り、かまびすしい限りである。

野鳥の鳴き声というのは、決してうるさくなく、耳に心地よいものだと思いこんでいたが、このムクドリの大群の声はすさまじい。いくらなんでも、近所は大迷惑しているに違いない。うるさいだけでなく、多分、糞害もすごいだろう。

一体どうしてこんな大群が、取手駅周辺に襲来するものか。この駅は20年来利用しているが、これまでで一番の大群になっているような気がする。木の枝だけでなく、ステーションビルや周辺のビルの屋上にも、びっしりと止まっている。ヒッチコックの映画を思い出すほどだ。

インターネットで調べてみると、案外あちこちでムクドリの大群には悩まされているらしい。初めのうちは、天敵であるカラスの鳴き声をスピーカーから流すといなくなるらしいが、ムクドリは結構学習能力が高いようで、実際に危害が加えられないとわかると、すぐに戻って来るという。

取手駅ロータリーのムクドリは、今後一体どうなるものか、しばらくウォッチしてみたい。こういうのも、「バードウォッチング」というのだろうか。

 

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