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2004年6月24日

フランス語訛り

当サイトの BBS で、英語の通じる国、通じない国、英語の訛りなどが、ひとしきり話題になっている。

フランス人は英語もかなり訛るが、日本語だって訛る。「ワタシ、ニオンゴ、アナセルヨ」なんて言われると、「ソレ、オントカ?」とツッコミたくなるのは、私だけだろうか。

国によって、発音のウィークポイントというのがある。

日本人は "L" と "R" の区別が下手なので、「フリーマーケット」を「自由市場」だと思っている人が多い。本当は "flea market" で、 「蚤の市」は直訳そのものなのだが。

韓国人は単語の頭にくる濁音が苦手な代わりに、途中の音は濁音になりやすいようだ。「下駄箱」が「ケダパコ」になったりする。

フランス人は "H" の音を発音できない。フランス語で "haute couture" を「オートクチュール」と発音する分には一向に構わないが、"history" が「イステリ」になり、 "hairbrush" が「エアブラシ」になり、「日本語」が「ニオンゴ」になり、「日本人」が「ニオンジン」になるのは、ちょっと気になる。

"H" の音なんて、発音する気になればいくらでも発音できると思うのだが、どうもフランス人はそれを発音しないことに、ある種の「プライド」を感じているのではないかと思われるほどである。

それは、日本中どこに行っても関西弁で押し通す関西人と、共通したところがあるのではないかと思っている。

 

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