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2004年6月12日

レイ・チャールズの冥福を祈る

今日は久し振りでパソコン・ネタを用意していたのだが、レイ・チャールズが死んだとあっては、急遽差し替えだ。

50歳前後の者にとって、レイ・チャールズは多分、ビートルズと同格ぐらいの特別な存在である。子供の頃、心に残った英語の歌の多くは、彼の歌なのだもの。

あの頃、ラジオのスイッチをひねれば、歌謡曲と浪花節の世界だったが、その中に、妙に心躍る「英語の歌」がいくつも混じることがあった。

"Unchain My Heart" は否応なしにノリノリになるし、"I Can't Stop Loving You" は、鳥肌が立つほどゾクゾクする。"Hit the Road Jack" なんて、意味も知らずに 「ノーモーノーモーノーモー」と真似していた。これらがすべて、レイ・チャールズという盲目の天才歌手の歌だと知るずっと前から、彼の歌にゾッコンだったのだ。

とくに "Georgia On My Mind" は、誰が何といっても、ビング・クロスビーのさらっとしたバージョンの何倍も泣かせるし、ずっと後になって、ウィスキーの CM で "Elly, My Love" なんて、さりげなくソウルフルに歌っちゃうものだから、腰を抜かしそうになった。やってくれるなぁ。

顔はおっかなそうだけど、歌はものすごく暖かい。一時、彼のようにソウルフルに歌いたくて、声色にも夢中になったものだ (今でも、レイ・チャールズのモノマネは下手じゃないぞ)。この歳になっても、私はカラオケをしたら、"Georgia On My Mind" だけは他人には歌わせないのである。

歳から言えば、エルヴィス・プレスリーの方がいくつか若いはずなのだが、ちょっと年上の団塊の世代が夢中になるほどには、私はエルヴィスには入れあげなかった。レイ・チャールズの後に、すぐにビートルズに行き、アメリカン・フォークソングに行って、ゴスペルとブルースに行った。

そしてもう少し進んだら、そこには、またレイ・チャールズがいた。すごいおっちゃんである。

彼の biography のサイトに行ったら、早くも以下の記述があった。

Ray Charles, one of America's most beloved entertainers, died on Thursday, June 10, 2004 at the age of 73 after a long fight with liver disease

(アメリカで最も愛されたエンタテイナーの一人、レイ・チャールズは、肝臓病との長い闘いの末、2004年6月10日木曜日、73歳で逝去した)

彼のベストアルバムを繰り返し聞きながら、祈 冥福。

 

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