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2004年6月16日

ユーザーインターフェイス

パソコンに関しては、仕事柄かなりのことができるので、機械モノには強いと誤解されがちだが、実は私は、ビデオの予約録画もできない人なのである。

ケイタイ電話も、通話とメール以外はさっぱりわからないので、実際のところ、「ツーカー」の機種で十分なはずなのだ。

パソコンの操作に苦労しないのは、Windows という OS と、Microsoft Office の「やり口」を理解してしまえばいいからである。ユーザーインターフェイスの基本的な発想を理解してしまえば、あとは、大抵のソフトは直感的にこなしてしまえる。それは、どんな車でも、運転の仕方は基本的な部分で同じであるのと同様の感覚だ。

自動車が、車種によって運転の方法に大きな違いがあるとしたら、大変なことになる。新しい車に乗り換えるたびに、あちこちぶつけまくって傷だらけにしてしまう。Windows ソフトなら、大抵は直観で使いこなせてしまうのは、免許さえあればどんな車でも一応は運転できるのと同じことである。

同じことをするためのマシンなら、どんな機種でもユーザーインターフェイスにある程度の統一性はもたせておくのが、当然のユーザビリティというものではないか。

しかし、ビデオとケータイはそうではない。操作の方法に、基本的な発想の部分からして、機種によってかなりの違いがある。できることは大抵おなじようなことなのに、そのやり方がこんなに違っていては、戸惑うばかりである。

ケータイをもったばかりのオッサンやオバサンに操作方法を聞かれても、「その機種のことはわからないので …… 」としか答えようがないのは、悲しいことである。Windows ソフトなら、使ったことのないソフトでも、基本的なことなら聞かれたらすぐに答えられるのに。

 

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