性同一性障害特例法
性同一性障害特例法が 16日に施行され、性同一性障害を持つ人が、一定の条件を満たせば戸籍の性別を変更できるようになった。
性同一性障害で深刻に悩む人というのは、本音と建前のギャップを容認できないという意味で、純粋なのだろうと思う。
ある意味、器用で如才ない生き方のできる人ならば、普段の生活は戸籍通りの性別を演じ、私生活では本来の生き方をすることもできるだろう。あるいは、それを逆手にとって生きる上での「なりわい」にすることもできる。
昔はそれを容認して、別の世界で生きるという、ある意味での「文化」があった。しかし、ここまで大衆化社会が進展すると、「別の世界」で生きるのではなく、「普通の世界」で生きたいと願うようになるのも当然だろう。ただ、「普通の世界」が、まだそれを容認し切れていないのだ。
「性」には「セックス (性別)」と「ジェンダー(性差)」があり、単純に前者は生物学的な区別、後者は心理的・文化的な区別と言われてきた。しかし、どうも性同一性障害というのは、心理的なものだけでなく、物理的な原因もあるらしいので、「気持ちの問題」で済ますわけにもいかない。やはり救済処置が必要なのだろう。
問題は、法律的に整備しただけでは、社会的意識の面でまだ問題が残るということだ。「多様性」を認める文化を育てなければ、マイノリティは苦労するばかりである。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 高市総理、ついに「憲法改正」に言及(2026.04.12)
- 高学歴の夫と結婚した娘が専業主婦になりたがる傾向(2026.04.11)
- トランプが大統領でいる間の我慢は、いつまで?(2026.04.08)
- 私は決して「高市嫌い」ってわけじゃないんだけど・・・(2026.04.06)
- 高市の「右派ぶり」は、すり寄りの「ぶりっ子ポーズ」?(2026.04.04)







コメント