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2004年8月20日

乱気流

18,19日は、北九州、博多に出張だった。もしかして台風 15号に直撃されるかも知れないと思ったが、ホテルで寝ている夜のうちに玄界灘を通過したようで、今回もまともな雨には降られずにすんだ。

20年ぐらい、旅先で傘をさした記憶がない。大した「晴れ男」である。

とはいえ、19日の帰りは少々緊張した。博多のホテルで朝の 7時前に目を覚まし、テレビをつけると、レインスーツを着た女性アナウンサーが、博多の海辺で、 「干潮が終わり、水位は徐々に高くなり、激しい波が打ち寄せています」などと、緊張の面持ちでレポートしている。交通機関もかなりの遅れが出ているという。

前夜は適当に酔っぱらって寝たので、台風のことなどさっぱり忘れていた。聞けば、私が目覚めた頃、台風が最も接近していたらしい。試しに部屋の窓を少し開けると、びゅうびゅうと風の音が聞こえる。値段の割に、なかなか防音のいい部屋だったようだ。

朝に博多駅を通りかかると、改札の前に足止めを食った旅行客がズラリとならんでいる。電光掲示板をみると、軒並み「2時間以上の遅れ」と表示されている。おいおい、帰りの飛行機は大丈夫だろうな。

用事を早め済ませ、空港に向かう地下鉄に乗ると、遅れが出てダイヤ通りの運行にはなっていない。福岡空港に着いて電光掲示板をみると、幸い、フライトには目立った遅れはでていないようだ。しかし、雨こそ降ってはいないが、空は雲の動きがかなり速い。かなり嫌な気持ちである。

定時に飛び立った ANA は、乱気流でローラーコースターに乗っているような揺れ方だった。あの感覚が好きな人は楽しかったかもしれないが、普通の感覚ではあまり気分がよくない。機内アナウンスで「熱い飲み物をお持ちのお客様は、お手元に十分ご注意ください」などと言っている。乱気流で太ももに火傷なんてことにはなりたくないものだ。

羽田に降り立つと、空は晴れているがかなり強い吹き返しの風が吹いていた。とはいえ、まあまあ、今回も台風接近の割には天候に恵まれ、不都合なく仕事ができた。ありがたいことである。

tak-shonai の本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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コメント

はじめまして。

なぜここへたどり着いたかといいますと・・
うちのblogpetこうさぎが、“ここ?”と言ったので・・笑

出張お疲れさまでした。
飛行機の乱気流は、私も何度か経験があります。
ひどい揺れで、手元のコーヒーが機内の天井に
飛んだこともありました。苦笑

また、ゆっくり和歌など拝見しに参ります。^^

投稿: Moebon | 2004年8月20日 18:18

コメント、有り難うございます。

「blogpetこうさぎ」というものを、そちらのサイトに行ってみて初めて知りました。面白そうではありますね。

コーヒーが天井まで飛ぶとは、尋常ではありませんね。

私だけはそんな経験せずに済みますように。^^;)

投稿: tak | 2004年8月21日 14:56

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