困ったときの再起動
PC の世界には「困ったときの再起動」という金言がある。わけのわからない不具合の多くは、再起動すれば直るのだ。
とくに多いのが、メール送受信と、ホームページ作成ソフトのちょっとした不具合が生じた時で、あれこれつつき回すよりも、再起動一発で治ることが多い。
Windows も NT ベースで開発された Windows 2000 や XP になるとそれほどでもないが、以前使っていた Windows 95、98、Me といったバージョンでは、不具合が生じる前に再起動しておく必要があった。とにかく、使い続けるうちにシステム内部にゴミがたまり、使えるリソースがどんどん消耗していくのである。
だから、Windows 98 を使っていた頃は、まず朝の始業時に最初の起動をしたら、昼休みに再起動、3時のお茶で再起動しないと、いつフリーズしてしまってもおかしくなかった。残業するときなぞは、夕食前に再起動というのも必要だった。
Windows 2000、XP を使うようになって、そう度々再起動をしなくてもよくなった。最近では、その日の仕事を終えても PC をシャットダウンすることはほとんどなくなった。私の PC は、スイッチを軽く押すと 「休止状態」 になるようにセットしてある。だからスタートボタンからたどって、「電源を切る」なんて操作をすることは、滅多にない。
それでも、3~4日に 1度は再起動しないと、やはりリソースが消耗してしまう。Windows って、やっぱりその程度の OS であるらしい。
なんだかよくわからない不具合というのは、取り敢えず再起動してやれば回復する場合が多いのだが、Windows 2000 でも XP でも、本当はこまめに再起動をしてやれば、その不具合自体が生じないで済むのかもしれない。しかし、近頃の OS は起動するまでに時間がかかるから、昔のように気軽に再起動する気にはなかなかなれないのだ。
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