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2004年10月24日

月の引力と地震

昨日、月の引力は潮の干満だけでなく、地震を引き起こす「最後のひと押し」になっている可能性もあると紹介した(参照) が、その日のうちに、新潟中越地方で大地震が起きてしまった。

月の引力の「最後のひと押し」説が気になって、当日の新潟地方の干潮満潮時刻を調べてみたら、2度目の干潮時刻が 17:56で、最初の震度 6強の地震が起きた時刻とぴったり重なった。なるほど、月の引力が今回の地震の最後の「ひと押し」をしたもののように見える。

気持ちが悪いのは、私がこのコラムを書いた当日に、ドンピシャリの災害が実際に起きてしまったことである。これでは、迂闊にものも書けないような気がしてしまう。

そう言えば、私は今年 6月10日の当コラムで、こんなことを書いている。

今年 2月 29日の「一撃」で「自動ドアが嫌い」と書き、3月 2日に「回転ドアってイケてるじゃないか」と書いたら、3月 26日に六本木ヒルズの事故があった。

昨日、エスカレーターについて書いたら、その日のうちに、掛川のホテルでエスカレーター事故があった。何だか気持ち悪い。

このときの記憶がよみがえってしまった。

私は決してこのコラムで「予言」をしているなどと言っているわけではない。私はそれほどのオカルト主義者ではない。毎日世界中で起きている幾千万の事件のうち、ほんのいくつかが偶然の一致を示しているだけだ。

しかし、それでもこんな事件や災害が起きてしまうと、嫌な気分になるというのは、私が人情というものを少しでも持ち合わせているという証拠かもしれない。

新潟の地震災害地域の方々の生活が一日も早く復旧することを祈る。

tak-shonai の本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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