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2004年11月 4日

携帯電話の運転中への対応

運転中の携帯電話の使用が罰則の対象になった。当然と言えば当然である。
正直なところ、以前は運転中でもかかってくれば応答していが、最近では停車してから出るようにしている。ただ、高速道路ではそれも無理で、着メロが鳴り止むまで待つのは、ちょっとしたストレスだ。

仕事で携帯電話を使っていると、かかってきたらすぐに応答しなければならないような、強迫観念に似たものがある。私はビジネス、家族、友人と、発信元によって別の着メロが鳴るように設定しているのだが、仕事関係だけでなく、家族からの着信でも、「何かあったのか」と、出ないではいられないような気持ちにさせられることがある。

しかし、思い返してみると、すぐに出なければ取り返しのつかないほどの損失になるような、それほどまでに重要な用件の着信なんて、実はそれほどはない。どこかで停車して、こちらからかけ直せば大抵は事足りる。そう割り切らなければならない。

以前使っていた Docomo の携帯電話には、「ドライブモード」というのがあり、設定すると、「ただ今、運転中のため…」という応答メッセージが流れる。au でも似たようなマナーモード設定ができるらしい。なるほど、便利な機能である。

調べてみると、現在使用している Vodafone にも、「運転中モード」というのがあるようだ。マニュアルをみると、"1413" をダイヤルするだけで設定できるという。Docomo の "14151" より短くて覚えやすいではないか。

さっそく、今日実際に車に乗る前に "1413" にダイヤルしてみた。しかし「運転中モード」の設定はできず、「こちらは Vodafone です。おかけになった電話番号は現在使われておりません」というアナウンスが流れてくる。これは一体どうしたことだ?

帰宅してよくマニュアルをみると、このモードは 「北海道/北陸/九州・沖縄/東北・新潟/中国/四国地域でご契約のお客様のみご利用いただけます」 と書いてある。どうも関東と関西の利用者は門前払いのようなのだ。何故に、そんな差別待遇をするのだ。関東と関西にだって、車を使わなければ人間らしい暮らしのできない田舎があるというのに。

罰則強化に伴い、「運転中モード」あるいは「ドライブモード」というのは、必要不可欠な機能になったと思う。ぜひ、関東、関西でもサービスを開始してもらいたい。さらによく考えれば、「電車乗車中モード」というのも欲しい。

わけのわからない機能をてんこ盛りにするよりも、こうしたサービスをきっちりと充実させてもらいたいものだ。

tak-shonai の本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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