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2004年12月15日

ココログって暑苦しい

"@nifty" と" はてな" の共同企画による期間限定キャンペーンサイト 「ブログる場合ですよ!!」 がスタートした。
行ってみると、見事に「ココログ・カラー」に染められたド派手なサイトなのだった。私は自分がココログ・ユーザーであることが、ちょっと気恥ずかしくなった。

まだインターネットというものがそれほど普及していなかった時代に、 「ニフティサーブ」というサービスで「パソコン通信」なるものを利用し始めたというきっかけがあるため、私はほとんど行きがかり上、ニフティをずっと使い続けている。自分の本宅サイトも別宅サイトも、ブログも、ほとんどすべてニフティである。

しかし、正直言って、ココログのイメージはあまり好きじゃない。それはトップページに行ってもらえばわかる。何しろ、ロゴマークのデザインからして、趣味が悪すぎるし、ページデザインのカラーリングがあくどいというか、どぎついというか、暑苦しいというか、とにかく疲れる。

とくに、「トラックバック練習ページ」と称される「トラックバック野郎」というページがすごい。デザインもすごいが、少なくとも私はブログを始めた当初、このページを見ても、トラックバックというのがどういうことなのか、さっぱり要領を得ず、従って練習になんかちっともならなかった。何のためにあるページなのか、理解に苦しむのである。

私はココログのデザインをみると、前世紀の「見世物小屋」の看板を連想する。最近始まった「テンプレート」にしても、ちょっと使う気にならない。

なんだか、ニフティという会社、ココログのデザインをしているデザイナーが、ブログというものをどう捉えているかが窺われるような気がするのである。地に足の着いたメディアとして育てようというよりは、キワモノ的とまでは言わないにしろ、とにかくブームにしてしまおうといった意図を感じてしまうのだ。何となく「勘違い」的なものを感じる。

しかし、その意図すらもほとんど実現されていない。ブログ・サービスが出始めた頃は、はてなに続いて、ココログはかなりな伸びを示していたが、最近は他のサービスに抜かれ気味だ(参照)。ニフティという会社の規模からして、少なくとも健闘しているとは言い難い数字である。

それも無理からぬところと思う。ココログって、申し込もうと思ってトップページに行っただけで、何となくギトギトしていて嫌になるのだ。もう少しクールなイメージを醸し出してくれないものだろうか。

ココログを利用しているとはいえ、私は自分のサイトのカラーリングだけは、なるべくココログを感じさせないものにしているつもりなのである。

tak-shonai の本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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