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2004年12月 3日

羽田第二ターミナル開業で心配なこと

ANA 系の便が発着する羽田空港の第二ターミナルが、ようやく 12月 1日から運用を開始した。
これまでは、バスで飛行機の場所まで運ばれることが多かったが、これからはほとんどの場合、ゲートから直接搭乗できるそうで、ありがたいことである。

しかし、心配なことがある。私は JAL よりも ANA が好きで、10回に 9回は ANA を使っているのだが、そそっかしい私のことなので、慣れるまでは、モノレールを第一ターミナルの方で降りてしまいかねないと思うのだ。一度手前で降りてしまったら、第二ターミナルまで行くにはどんなルートが一番早いのだろう。

世の中には同じようなことを考える人がいるもので、昨日の朝の TBS ラジオで、徒歩、無料シャトルバス、モノレール、タクシーの 4ルートでどのくらいの時間がかかるのか、実験レポートをしていた。正確な数字は覚えていないのだが、徒歩が 9分 40秒台、バスが9分 50秒台だったという。

モノレールは、たまたま一本ギリギリで乗り遅れ、次の便を 8分間待ってしまったため、16分台ということだった。ということは、たまたまタイミングよく乗れたとしても 8分台。待ち時間が2分で済んだとしても、10分以上かかるということだ。お金を払う割には、案外時間がかかる。

もちろん一番速いのはタクシーで、6分台で着くのだが、その時の運転手さんは客待ちに 3時間も並んでいたので、初乗り 660円の水揚げにしかならないのでは、あまりにも気の毒というオチが付いていた。実際問題として、タクシーは選択肢から外した方がいいだろう。

とすると、バスとモノレールは何分待たされるかわからないという不確定要素が大きいので、10分弱で着ける徒歩が一番確実ということになる。しかし、今回の実験では、「徒歩」 というより 「小走り」 に近い大急ぎだったそうで、体力のない人はもっと時間がかかるだろう。

となると、最大公約数的には無料シャトルバスが正解か。しかしバスに乗るには、ウロウロ探し回らないように、乗り場をしっかり確認しておかなければならない。

結局、自分の利用する航空会社をしっかり確認して、モノレールの駅を間違えないで降りることと、羽田で乗り継ぎをする場合は、できるだけ同じ航空会社の便を使うことが、重要ポイントと言うことだ。

tak-shonai の本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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