不人気投票のシステム自体に不満の一票を
国土交通省は、不満が大きい路上工事についての、インターネットによる「不人気投票」を、東京23区内の主要国道を対象に、11月 27日から始めたらしい。(参照)
http://www.ktr.mlit.go.jp/michi/ に行って、工事現場に記された 8ケタの「問い合わせ番号」を入力すればいいという。
指定のサイトに行ってみると、「道の相談室」というタイトルになっている。ところが、「不人気投票受付」という字句はどこにも見当たらない。「問い合わせ番号」の入力欄もない。普通は、ここで「なんだ、こりゃ」と諦めてしまうだろう。
しかし、よくみると、下の方に「路上工事検索はこちらから」というボタン(決して「不人気投票はこちらから」ではない)があり、それをクリックすると、"路上工事ひとつひとつには「問合せ番号」がついています。その「問合せ番号」を使って、工事情報を簡単に調べる事ができます" というページが現れる。
実は「不人気投票」はここからできる。しかし、とにかくわかりにくい。ページの上の方は「路上工事検索」の表示しか見えず、「不人気投票」の入力欄は下の方にあって、スクロールしないと見えないのだ。
つまり、ウェブサイトから「不人気投票」をするには、指定のページに行き、あまりのわかりにくさにめげず、試しに当てずっぽうで「路上工事検索はこちらから」というボタンをクリックし、さらに、試しにスクロールしてみないとできないことになっているのである。まあ、お役所のやることだから、せいぜいこんなものか。
そもそも、この「不人気投票」を始めるというニュースを聞いた時からして、「車の運転をしている最中に、8ケタの番号をどうやって記憶しろというのだ?」と疑問に思った。もしかしたら、工事渋滞で停車中にゆっくりとメモしろということなのかもしれない。
なるほど、それほど余裕をもってメモできるくらいに渋滞するような工事なら、不人気投票に一票を投じたくもなるだろう。
しかし、実際は上記の通り、もっとずさんだった。不人気投票するにも、かなりわかりにくいのである。まるで、あまり投票されないように、ちょっとしたフィルターをかけてあるようなものだ。
もともと「気休め」でしかなさそうな措置だという気がしていたが、蓋を開けてみると、実は気休めにもならず、逆に神経の逆なでをするばかりのようなのである。
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コメント
トラバどうもです。
なんか予想通りのお役所的展開になってるみたいですね。
でも、形はともかくとしてこういう制度が出来たことを評価したい気持ちです。
投稿: amerio | 2004年12月 5日 00:13