自然も人間もハードランディング
昨年の夏から秋の台風ラッシュに、地震の頻発。「最近、自然界がおかしいんじゃないの?」と言う人が多いが、これはむしろ、「おかしい状態から普通の状態に戻る動き」 かもしれないという。
気象予報士の森田さんによると、「自然はいつもハードランディング」なのだそうだ。
なるほど、それは地震のメカニズムを見てもそうなのだろうなと思う。地殻の歪みは、かなり長時間かかって知らないうちに蓄積されるのだ。その歪みに耐えきれなくなった地殻が、かつてのバランスを取り戻そうとして、溜まったエネルギーを一瞬の間に放出する。
地震に限らず、自然界の動きとはそうしたものなのかもしれない。「近頃、天気がおかしいよね」と言うが、本当の「おかしさ」は、気付かないうちに徐々に蓄積されていたのだ。目立った変化が現れたら、逆にそのことによって、自然のバランスがいくらかなりとも回復されるのかもしれない。
あるいは人間もそうなのかもしれない。病理というのは症状に現れたものを指すのだろうが、本当は、症状というのは蓄積された身体的・精神的ストレスを解き放そうとしている姿かもしれない。症状の原因は、健康だと思っているうちに、無意識のうちに蓄積されていたのだろう。
「素直でおとなしいいい子」と思われていたのに、ある時から急に問題行動を起こし始める子がいる。これも「素直でおとなしい子」であった時に、じわじわとストレスが溜まっていたのだ。
台風ラッシュがおかしいのではない。地震の頻発が忌まわしいのではない。病気の症状や、問題行動が忌まわしいのではない。一見忌まわしい現象が現れていない時こそ、注意しなければならない。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「現金お断り」という店があってもいいよね(2026.09.15)
- 「クマを殺すな」との抗議が殺到しているらしいが(2026.09.06)
- 子供の頃に食べていたのは、「元祖 柿の種」だった!(2026.09.05)
- 大雨、「今度は青森かよ!」(2026.09.03)
- 「省エネ」と無理矢理名乗る無駄遣い(2026.08.20)







コメント