今年の杉花粉
私は以前、杉花粉症に悩んでいたのだが、どうしたはずみか、一昨年あたりからぴたりと治っていたのだった。
周囲にも「花粉症、治っちゃったよ。心がけの問題かもね」などと吹聴していたのだが、今年はさすがに花粉の量が桁外れのようで、少々復活気味である。
何しろ、今年は郊外を車で走っていても杉林の色が違う。杉特有の深緑ではなく。妙に赤っぽいのである。私のもう一つのブログ「和歌ログ」でその光景を画像入りで詠んでいるので、ご覧頂きたい。(参照)あの赤っぽいのが杉の花で、そこで大量の花粉が製造され、風に乗って飛散するわけだ。
この日の「和歌ログ」では、「今年の大量飛散でも(花粉症が再発せずに)大丈夫なら、自信を持ってもいいかもしれない などと書いているが、どうやら、まだ自信をもてるほどには心がけがいいわけでもなかったようだ。
花粉の量は、試験紙の 1平方センチあたりに、50個以上の花粉が付着すれば「非常に多い」ということのようだが、一説によると、今年は多摩地区で 1平方センチあたり 1,000個以上という日があったらしい。これでは、花粉症でない人でも、皮膚が痒くなったりするだろう。
とはいえ、今年の私の症状はそれほど重いわけではない。鼻水と少々のくしゃみだけで、目の痒さというのは、気にするほどではない。以前はまぶたの裏側が「ミミズ千匹」状態で、常にはらはらと落涙していたのだから、それに比べればずっとマシだ。
ただ、私の鼻の内部は左側の鼻孔内部が少々曲がりくねっているらしく、耳鼻科によると、「空気の通り道が元々狭いので、ちょっと粘膜が腫れるだけで詰まってしまう」ということらしい。
これだけがちょっとやっかいだ。北島三郎がうらやましい。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 会議中の居眠りって、極楽みたいなもの(2025.02.17)
- 「Me-Time(自分時間)」って、うまい言い方だ(2025.02.16)
- 耳にこびりついた曲、「イヤーワーム」を消し去る音楽(2025.01.04)
- 幼児が何度も何度も同じ昔話を聞きたがるのは(2024.12.15)
- アルツハイマーかどうかを簡単に見分けられる質問(2024.11.27)
「自然・環境」カテゴリの記事
- 世界の大都市で増加中のネズミが、東京では減少(2025.02.10)
- 1ヶ月予報によれば、この寒さは徐々に和らぐらしい(2025.02.09)
- コーヒー粕をどう処分するか?(2025.01.21)
- 共産党委員長はうなぎを食べるらしいが、私は食べない(2025.01.17)
- 昨年の平均気温が過去最高だったという嫌なニュース(2025.01.08)
コメント
私自身は花粉症ではないため真偽を確かめることができないのですが、春先に「つくし」を食べると効果覿面花粉症が直りと言うことがあるらしいですね。
そういえばこのつくし食は私の年中行事の一つみたいになっているのですが、ひょっとしたらこれのおかげで花粉症になっていないのかもしれません。
ちなみに、つくしはどんな食べ方でもどの部位でも良いらしいです。
もしよろしければお試しあれ。
投稿: fujioka | 2006年9月 8日 00:00
fujioka さん:
へへえ、「つくし」 ですか。
貴重な情報、ありがとうございます。
全然金もかからないし、試してみようかな。
とはいえ、今年はとても軽かったんですよ。
来年はどうかなあ。
投稿: tak | 2006年9月 8日 00:32