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2005年3月 7日

ウグイスのイメージ

「ホ~ホケキョ」の鳴き声で、「春告げ鳥」とも言われるウグイスだが、他の鳥一般と同様、あの鳴き声はオスがメスを呼ぶ声だということはつとに知られたところである。

やはり鳴き声のいいオスにメスは惹かれるらしく、オスは必死に鳴こうとする。だから、秋の終わりには喉が腫れ上がるらしい。

そこまでは知っていたので、ウグイスのオスは大変だなあと思っていたのだが、実は、それほどでもないようなのだ。最近ラジオを聴いていて知ったのだが、ウグイスのオスは、その鳴き声でメスを惹き寄せて生殖行為を行う以外、なーんにもしないのだそうである。

卵を産んだメスは、オスの力を借りることなく、独力で巣を作って孵卵にいそしむ。その間、オスは何をしているのかというと、もうそのメスのことは放っておいて、新たなメスを惹き寄せるために、またまた「ホ~ホケキョ」を再開するのだそうだ。

こうして、3月頃から 10月頃まで、およそ半年の間、ウグイスのオスはひたすらメスを誘惑してコトに及び、後はほったらかしにする。結構な放蕩者である。これでは、喉だって腫れ上がろうというものだ。

ところが、メスの方もさるもので、一度卵を孵して雛を育て終えると、別のオスの鳴き声を聞きつけて、さっさとそっちの方に行ってしまうらしい。

つまり、ウグイスというのは、オスの視点からは一夫多妻であり、メスの視点からは一妻多夫ということになる。複数のオスと複数のメスが同時にツガイを組むわけではないので、決して「多夫多妻」というわけではないという。

ずいぶんサバサバしたものである。ウグイスのイメージがちょっとだけ変わってしまった。

tak-shonai の本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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