ブログらしいブログとは?
この 「今日の一撃」というコラムの更新を効率的にするために始めたブログが、知らぬ間に 4万ヒットを超えていた。
「本宅サイト」の「知のヴァーリトゥード」が、3年 3か月で 8万ヒットなのに、ブログは 10か月足らずで 4万。単純平均では、ブログは 本宅の約 2倍強い。
ブログ恐るべし。しかし、それでも「知のヴァーリトゥード の方を自分のポータルと位置づける私の方針は不動である。
以前、ブログを始めると従来の個人サイトの方はさびれる一方だから、 Movable Type を使って自前のブログを構築し、ポータルにした方がいいと勧めてくれる人もいた。それもいいかもしれないが、私は今さら Movable Type のカスタマイズのお勉強をする時間があったら、コンテンツの充実に当てたいと思う。
それに、本宅は決して「さびれる一方」などということにはならなかった。それは事実が証明している。
サイト設立以後の単純計算なら、ブログは本宅の 2倍の集客力だが、最近の動向に限れば、ブログへのアクセスは本宅トップページの 30%増し程度にすぎない。しかも、ブログのヒット数は、最新の記事だけでなく、過去の記事へのアクセスも含まれる。というより、分析してみると、過去の記事へのアクセスがほぼ 50%を占める。
ということは、大雑把だが、最新のコラムを読みに来てくれる定連さんの少なくとも 3分の 2以上は、ブログではなく、本宅トップページの方を贔屓にしてくれている勘定になる。それだけでなく、本宅トップへのアクセスは、このところ前年同月比で 30~60%増を継続している。ありがたいことである。
以前にも書いたことだが、私はブログを積極的に運営しているという意識はあまり強くなくて、以前から継続していたコラム 「今日の一撃」 の毎日更新に便利というだけの理由で、Cocolog を使い始めただけのことである。だから、バリバリのブロガーではない。トラックバックなんていうシステムも、あまり積極的に使おうという気になれないし。
トラックバックを積極的に活用したら、ブログへの来訪は軽く倍ぐらいにはなるだろうと思う。しかし、いかにもブログらしいブログにするつもりもないので、面倒くささが先に立つ。
ただ、広義では、「ブログは頻繁に更新されているウェブ・サイト」とする定義もある。その意味では、私のサイトは Cocolog を利用するずっと前からブログだったということもできるし、いわゆるブログ・サービスを利用していても、更新が滞っているのは、本来の意味のブログではない。
今のところは、ブログがブームなので猫も杓子もブロガーを気取っているが、きちんと更新しながら続いているのは、一体何割ぐらいあるのだろう。
私のサイトは、今日で 16か月毎日更新を記録した。今後も自然体で好き放題に更新していこうと思っている。
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