庄内のポテンシャル
27日から酒田に帰郷している。寒河江から西川までの道のりは、大雨、雷、雹で大変な迎えにあった。
しかし、月山街道を越えて庄内に入ると、雷雲が宮城に行ってしまった後で、実家に着いた時には青空ものぞいていた。いつものことだが、私は晴れ男である。
帰郷の目的は、寝たきりの母の見舞いと、介護に奮闘する父の応援である。母の病状はまた少し進んでいて、声をかけてもなかなか反応を示さない。眠っている時間が圧倒的に長くなってしまった。
それから、今回は介護の応援の間を縫って、妻に羽黒山を見せたいと思っている。何度も庄内に来ていながら、羽黒山を見ていないというのはやはりもったいないことだからである。
そう思っていたところ、山形県が出羽三山の世界遺産登録を目指しているというニュースに目が止まった。
その一環で、県は周辺環境の整備や地域の運動を広げるプラン策定を審議する推進委員会委員を公募しているという。委員は山形県内に住んでいることが条件ということなので、私にはその応募資格がないが、県内居住者になんとかがんばっていただきたいものである。
修験道の本拠地として、山岳信仰の文化が色濃く残っているところとして、この地域はとても素晴らしいと思うのである。しかし、その素晴らしさを案外地元の人が理解していない。その独特の文化は、地元の手で常に育てていくという意識を持たなければならないとも思うのである。
外から見ていると、山形県人というのは、自己アピールが致命的に下手である。それは不言実行の素晴らしさにも通じるが、たまには有言実行してくれないと、プロモーションという視点からするとどうにも物足りないのである。
出羽三山の世界遺産登録というのは、客観的にみるとまだまだハードルが高いかもしれないが、これに挑戦する努力は庄内のポテンシャルを確実に高めてくれると思うのである。
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