D-cubic とやらに及び腰で注目
ライブドアが「D-cubic」と称する公衆無線 LAN サービスを始めるそうだ。月額 525円の定額で、10月 1日開始予定の正式サービスでは、山手線圏内の 80%をカバーする予定だという。(参照)
これが予定通りに問題なく運用されるようなら、私だって是非利用したいものである。
これは、注目に値する情報といっていいだろう。私も十分注目している。ちょっとだけ及び腰ではあるが。
私は都内にオフィスを持たないから、モバイル PC が必需品である。そして、外出中は PHS を使ってインターネットに接続している。
接続速度は 128Kbps である。つい数年前までもてはやされていた ISDN の 2倍とはいうものの、実効速度は 100Kbps 程度のものだ。ブロードバンド時代としては、いかにも遅い。
山手線内のほとんどの地点で、まともなブロードバンドの速度でインターネットに接続できるとなれば、それは福音というものだ。
従来の公衆無線 LAN サービスは、エリアが限定されている上に、料金も高すぎた。今回発表されたようなサービスが運用されてこそ、「ユビキタス」 というものである。
問題は、実際の運用が想定された通りにきちんと運ぶかどうかである。最大 54Mbps のベストエフォートというが、同一エリアで多くの PC が接続したら、当然にもパフォーマンスは落ちるだろう。安定した接続ができるかどうかも、まだ実証されていない。
なにぶん、相手があのライブドアだから、大風呂敷は広げてみたものの、走り出したらトラブル続出ということだって、考えられなくもない。
とはいえ、もしきちんとうまく行ったら、これは画期的なことになる。ライブドアの株価はとんでもない上がり方をするかもしれない。それなりの配当がされるかどうかは別として。
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