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2005年6月 9日

血圧なんて、あてにならない

祝・サッカー W杯、3大会連続出場決定! いやぁ、最後の大黒のシュートは、余裕こいてカッコよかったなあ。

話は変わるが、あちこちのブログが健康診断ネタを取り上げている。脱サラして健康診断から遠ざかっている私も、そろそろ 3年ぶりで受けてみようかと思っている。

こう見えても、私は健康診断には結構自信を持っている。同年代の連中には、そろそろ血圧やら血糖値やらで要注意になっている者が多いが、私の数値は、少なくとも 3年前まではかなり良好だった。

しかし、30代半ばまで、私は毎年「血圧が低すぎる」と言われていた。高い方が 100そこそこだったのである。

しかし、朝に弱いわけでもなく、貧血気味でもなく、日常生活にはまったく支障がない。思うに、当時、1週間に 3回から 4回、合気道の稽古でかなりな運動をこなしていたので、血管の中を流れる血がサラサラすぎて、血圧が低めに出ていたのではないかと思う。

しかし、あまりにも毎年「血圧が低い」などと余計なことを言われるのでうっとうしい。そこで、ある年、一計を案じて血圧を高めに誘導することにした。

それは、血圧測定の時には、一番若くてきれいで巨乳の看護婦さん(今は看護師さんと呼ぶらしいが)の列に並ぶのである。そして、測ってもらっている間、その看護婦さんの顔をじっと見つめるのだ。

実際、その通りにすると、多少胸がときめいて、効果が現れたような気がしたのである。よし、これで「血圧が低い」などと、余計な嫌疑をかけられずに済むぞ。我ながら名案を思いついものだ!

しかし、結果は「高血圧の疑いがあり、再検査」。下手な考え休むに似たり。どうやら、薬が効きすぎてしまったようだ。

それで、今度は真っ白けになって一番年かさの看護婦さんに図ってもらったら、「おかしいわねぇ、今度は低すぎるわよ」 。そりゃ、当たり前というものだ。申し訳ないけど。

測定値というのは、ただでさえばらつきを示すものである。そこに意図的なものが働いたら、それはもう、全然当てにならない。それが実感として理解された一瞬であった。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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コメント

 はじめまして。わたくしはうつ病患者です。毎週、病院にかかっているのですが主治医曰く、「元気そうですね」と。
 そりゃそうだろうよ・・・うつ病というのは元気なときじゃないと身体が動かないんだから。
 それに毎回、若いお姉さんがカウンセリングしてくれて話し相手になってくれるんだ。
 男ならそりゃ~元気も湧くだろうに!ってなことで、医者は患者のいいところしか見ていないわけだ。
 医者もあてにならない・・・

投稿: eichmann | 2005年6月 9日 19:38

eichmann さん、ようこそ。

>医者は患者のいいところしか見ていないわけだ。

悪いところしかみない医者よりは、まだいいかなと。

>医者もあてにならない・・・

確かに、そう感じるときがありますね。
でも、あてにならない医者をあてにするしかないというのも、因果なことです。

投稿: tak | 2005年6月10日 14:12

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