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2005年7月30日

オヤジを卑しめる CM

近頃に限らないが、テレビやラジオの CM で、やたらとオヤジを卑しめるというパターンがある。あれって、一体何なのだろう。

ちょっとしたユーモアというには、なんだか後味が悪い。それとも、オヤジを卑しめると、かみさんや子どもたちの支持が得られるとでもいうのだろうか?

こうした例は枚挙にいとまがないほどなのだが、一つだけ、一番後味の悪いのを挙げておく。

それは、カーラジオで聞いたロッテのカスタード・ケーキの CM なのだが、「ふんわり、とろーり」という、ちょっとそそられるキャッチを重ねた後に、下品なおばさんの声で、「"でっぷり、のろーり" なら、うちの主人だけど!」と言うのである。

「ふんわり、とろーり」 のカスタード・ケーキの宣伝で、どうして 「でっぷり、のろーり」 などと言って、旦那の悪口を言わなければならないのか、さっぱりわからない。せっかくのケーキが不味くなってしまいそうではないか。

好ましいユーモアというわけでもないだろう。こんなのをユーモアというなら、ロッテの製品は、私は買わない。

他にも、某家具センターの CM で、ダンナが「俺は家具を見る目があるからな」と言うと、オカンが「家具だけはね!」と憎々しげにいうというのもある。

これなんか、「家具だけしか見る目がない」というダンナに選ばれた自分の価値さえも否定することになるわけなのだから、まったくナンセンスになってしまうと思うがなあ。

家庭でオヤジの居場所がなくなっているなどと言われるが、そうした風潮にますます拍車をかけるような CM が、ユーモアだなどと思われているようでは、あまりにも悲しい。

広告代理店がそんな CM のアイデアを持ってきたら、そんな代理店とは付き合わないというぐらいの姿勢を示す企業が、あってもいいではないかと思う。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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