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2005年7月 9日

おへそとパンツ

先日、電車の座席でちょっと居眠りをして、ふと目を覚ましたら、目の前におへそがあって、何事かとまじまじ見つめてしまった。

実は、私の前に立っていた女の子が、網棚に荷物を載せているところだったのだが、最近の女の子は、へそを出したりパンツを覗かせるのに、全然平気である。

とにかく、シャツが短めでパンツがローライズだから、伸び上がればおへそが見えるし、しゃがみ込めば後ろからパンツ (こっちは下着の方) が見える。それでも、まったく頓着していない。

私は若い子がおへそを出したからといって、妙に道徳ぶって「はしたない」などと眉をひそめたり、逆にもろにオヤジ丸出しで喜んだりということはないのである。

何しろ、我が家には妻の他に年頃の娘が 3人もいるので、若い子のへそだの尻だのは見慣れてしまっていて、特段の思い入れはなくなってしまった。

ところで、最近は「付け乳首」というのがあるらしい。英語では "nipple enhancers" という。直訳すれば、ぽっちん増大器というところか。ちなみに、複数形であることに注意である。

要するに、ノーブラでいるときに、ぽっちんが強調されるというやつだ。最近の子たちは、へそを直接出してみせるのを気にしないのだから、間接的なぽっちんぐらいは全然平気なのかと思ったが、実は日本ではほとんど売れないのだという。

欧米の街を歩くと、ぽっちんなんか珍しくも何ともないが、日本の心理ではかなり抵抗があるらしい。わからないものである。だったら、しゃがみ込んだときにパンツが見えることこそ、何とかしてもらいたいもんである。

おへそは見慣れたが、パンツの方は見せられる方が嫌になるのである。

毒を食らわば皿まで・・・本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 へもどうぞ

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