生鮮食料品のもったいない買い方
スーパーやコンビニで、牛乳などの生鮮食料品を買う時、わざわざ奥の方に並んでいる日付の新しいものを買うのは、今日の今日まで「賢い消費者」だと思っていた。
ところが、それは独りよがりに過ぎないことだと知ったのである。地球全体の視点からは、完全に間違いだ。
買ったものを 3日も 4日もかけてようやく食べつくすような場合は別として、普通のサイクルで消費してしまうのなら、素直に手前の列から商品を取るべきだ。手前の商品を取る者がいなかったら、その商品は賞味期限切れで捨てられてしまうのである。
食品流通において、誰にも手にとられることなく、単に賞味期限切れのために処分されてしまうものは案外多いという。これは、コンビニの経営者から聞いたことだから確かだ。
食品流通においては、商品が作られた順に自然に購入されるように、新しいものは奥の方に並べられる。ところが消費者はそれを知っていて、逆手に取る。手前からではなく、奥の方に並んだものを買い物かごに入れるのだ。
このようにして、手前に並んだ商品はついに賞味期限切れで捨て去られる可能性が刻々と高まる。
こうした事情を知ってしまったからには、態度を変えなければならない。もし同じ商品を買うとしたら、まだまだ日持ちのする商品は奥に置いておき、今、ここで自分が買わなければ、近々捨て去られてしまうだろうという手前の商品を買って、自分が食べてあげようという心情が湧いてきてしまう。
それがまさに、「もったいない」ということだ。
私はこれから、手前にある商品から素直に買おうと思うのである。
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