「深川めし」 に 2種類あったなんて!
昨年末、東京の名物駅弁 「深川めし」 の内容が落ちたと書き、昨日、その落ちた内容が元に戻ったと書いた。(参照 1, 2)
しかし本日、驚愕の事実を知ってしまった。なんと、「深川めし」には元々、穴子の蒲焼き二切れと三切れの、二つのバージョンが併存しているというのである。
それを知ったのは、「深川めし」について書いている他のサイトがないかと、Google で検索し、「深川めし対決」というページに行き当たったおかげである。
このサイトによると、「深川めし」には NRE (日本レストランエンタプライズ)のものと、JRCP のものの 2種類あり、前者は 830円、後者は 850円なのである。そして、850円の JRCP バージョンは、東海道新幹線の改札内でしか買えないらしい。
つまり、私はずっと東海道新幹線を利用する機会が多かったため、その度に新幹線の改札内で 850円の JRCP バージョンを買って満足していたのだ。
ところが、最近になってにわかに東北新幹線や上越新幹線を利用する機会が増え、昨年末に初めて 830円の NRE バージョンを買い求めて、てっきり内容が落ちてしまったものと嘆き悲しんでしまったのであった。
そして、一昨日、愛知県の一宮市に出張することになり、久しぶりで東海道新幹線の改札内で JRCP バージョンを入手し、一度落ちてしまった内容が元に戻ったものと勘違いして感激していたのである。なんだか、独り相撲を取ってしまったような気がする。
値段については、以前は 850円で買い求めていたことをすっかり忘れてしまい、ずっと 830円だったものと信じ込んでしまったのである。我ながら、お恥ずかしい勘違いである。
それにしても、たった 20円の違いならば、850円の JRCP バージョンの方が、穴子の蒲焼きが 一切れ多いというだけでなく、味や風味を含めた総合評価でもずっと上を行く。コストパフォーマンスという視点からさえもも、JRCP バージョンの方が上回るだろう。
願わくは、NRE 版の「深川めし」も 850円に値上げしてでも、JRCP バージョンのレベルに追いついてもらいたい。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 博多ラーメンの「臭み」と「アンモニア臭」は別物(2022.11.29)
- 白米は「研ぐ」が、玄米は「洗う」で十分(2022.08.20)
- スーパーの店頭からイカが消えてしまった(2022.08.13)
- 酒から遠離る「ソバーキュリアス」というコンセプト(2022.08.12)
- 肉を生で食うことと、命がけの「通ぶり」「粋がり」(2022.07.21)
コメント