「つくばエクスプレス」 乗車レポート
昨日、初めて話題の「つくばエクスプレス」に乗って都心を往復した。
結論。期待していた割には、私個人としては、使い勝手がそれほどよくなかった。最寄りの守谷駅へのバスのアクセスが悪すぎる。守谷駅周辺の駐車場が整備されるまで、しばらく JR 常磐線を使い続けようと思う。
私は都心への往復には、常磐線を使ってきた。快速電車の終点、取手駅の近くに借りている駐車場まで車で 15分かけて行き、そこから徒歩 5分で取手駅に着く。そして上野駅まで 約 42分の乗車だ。合計 1時間ちょっと。秋葉原までなら、乗り換え時間も入れて、1時間 20分というところだ。
ところが、つくばエクスプレスを使うとなると、守谷駅周辺の月極駐車場がまだ整備されていないので、バスを使わざるを得ない。このバスが 1時間に 3本しかなく、しかも、しょっちゅう遅れる。
今日は 9時 40分に家を出て、9時 50分のバスに乗ろうとしたのだが、このバスが 5分遅れて来た。これがケチのつき始めで、守谷駅に着いたのが、10時 20分。家を出てから、なんと 40分もかかった。通勤時間帯を過ぎていたから、道が混んでいたわけでもないのに。
自分の車で行ったら、16〜7分で行ける距離だから、これはかなりストレスだ。しかも、このバスに 480円もかかるのだ。ガソリンにしたら、1リットルも消費しない距離なのに。
しかし、守谷駅から 10時 23分発のつくばエクスプレス快速電車に乗ってしまうと、それはもう、快適だった。何しろ速いのに揺れが少ない。秋葉原着が、10時 55分。たった 32分で着いた。家を出てから、1時間 15分。
しかし待てよ、これって JR 常磐線を使っていた時と、たった 5分しか違わないじゃないか。
もっと早い通勤時間帯だったら、バスはさらに時間がかかるだろう。これは確実だ。バスに時間がかかって、各駅停車に乗り合わせたりしたら、逆に、これまで以上に時間がかかりそうだ。
これまで、常総線で取手駅まで出て、そこから 40分以上かけて上野に出ていた人にとっては、手前の守谷でつくばエクスプレスに乗り換えて秋葉原まで出たら、それはもう、30分以上の短縮になるはずだ。つくばエクスプレスは、この上なくありがたいものだろう。
しかし、私にとっては、バスで守谷駅に行く限り、ほとんどメリットがないということがわかった。期待していたつくばエクスプレスだが、守谷駅周辺の駐車場が整備されるまで、あまり意味がないようなのだ。
しかも、帰りに今度は各駅停車に乗ったら、浅草あたりで止まって動かなくなってしまった。「北千住駅で、線路内に人が立ち入ったため」という。一体、何なんだよ。おかげで、守谷駅まで 1時間近くかかった。最初の印象、あまり良くなかったなあ、つくばエクスプレス。
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