民主党の 「具体的な」 郵政改革
いやはや大したモンだ。私もきちんとしたデータを持っていないので、ただ純粋に驚いた。
民主党のマニフェストでは、郵貯の限度額を現行の 1000万円から 500万円に下げることで、約 210兆円の郵貯総額を、100兆円削減するんだそうだ(参照)。普通に考えると、数字のマジックにもならない気がするのだが。
岡田代表は、「我々の主張は郵貯の規模縮小だ。限度額が 1000万円から 500万円になれば、官から民へ金が出てくる」と強調したのだそうだ。
個人的に言わせてもらえば、俄には信じがたい。私も郵便局に貯金口座を持っているけど、残高は、1000万円はおろか、500万円にもほど遠い。いくら限度額を下げても、全然影響ないぞ。
ところが、民主党は限度額を半分にすることで、郵貯総額も半分近くまで減らせるとみているというのだから、これはすごい。この主張を全面的に信頼するとすれば、郵便貯金をしている人や法人のほとんどすべてが、限度額スレスレまでの残高をもっているもののようだ。
いや、それどころではない。そういえば、今年 5月末には、限度額 1000万円を超えている貯金者が 230万人もいたなんてことが発表されていたなあ(参照)。
どうやら郵便貯金においては、私のような少額貯金者は、おおざっぱに計算すると、ほんの 5%以下の少数派で、残りの 95%ほどは、1000万円近く、あるいはそれ以上の貯金をしているらしい。
ところで、このブログを読んでくれた 100人のうち 95人が、「そんなことも知らなかったの?」なんて感想を持つのだろうか。あるいはそうでなかったとしたら、もしかしたら岡田さん、私以上に数字に弱いのではなかろうか。
まさかねえ。でも、その辺りの理屈、はっきり言ってさっぱりわからない。これでは説得力がないだろうに。このマニフェスト、本当に本当に、さっぱりわからないぞ。
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コメント
700万円超を預けている貯金者は1076万人に達し、貯金額の合計は全体の半分近い99兆円にのぼった
投稿: | 2005年9月 1日 10:39
>700万円超を預けている貯金者は1076万人に達し、貯金額の合計は全体の半分近い99兆円にのぼった
それでも、岡田さんの主張は計算が合わないですね。
投稿: tak | 2005年9月 5日 20:14