ブログの寿命
Rtmrさんが書いておられたので知ったのだが、ブログの平均寿命というのは、38.2日なのだそうだ(参照)。セミの5倍半程度だ。
リンク先のタイトルは「ブロガーの平均寿命」になっているが、これはちょっと正確さにかける表現だろう。生まれてから 38.2日では、ブロガーになることすらできない。
あまたのブログの最初の ping から、最後の ping までを寿命とみたて、平均値を出すと、38.2日なのだそうだ。ちなみに、寿命が 1秒以上のブログの平均寿命は 60.8日、中間値が 5.2日。
もっとも、生存中のブログも、集計時点までを生存期間と見なしているため、実際はもっと長くなる可能性が高いという。つまり、上記の数字は、集計時点で一度全ブログが「死んだ」という設定になっているわけだ。ちょっと無理矢理な話ではある。
3日以内で昇天するのは、47%だそうだ。要するに、3日目までに大病にかかる可能性が高く、半分はそこで死んでしまうが、それを持ちこたえて全快すれば、2か月以上は生き延びる可能性が高いということだろう。
ものすごく衛生・医療事情が悪くて嬰児死亡率が極端に高い国の平均寿命みたいな話だ。
私の「今日の一撃」なんか、ココログで 1年以上続けているし、ココログに移行する前からの分を含めれば、3年半近くになる。この世界で 3年半といえば、もうほとんど「永遠」である。三日坊主との落差は、かなり激しいのである。
ただ、同一人物が長寿と短命の両方を演じていることが多いのではないかと、私は見ている。
私自身、何ヶ月か前に、画像容量の大きいことに惹かれ、Goo ブログを一つ作成したことがある。しかし、操作の不安定さに音を上げて、半日で解約した。これで、図らずも平均寿命を少々下げてしまったわけだ。
こんな例は案外多いかもしれない。最初に作成したブログのサービスがなんとなく性に合わなくて、3日後に別のブログに乗り換えたとしたら、平均寿命は下がる。しかし、乗り換えた先のブログで ずっと続けたとしたら、今度は平均寿命の伸びに貢献する。
38.2日という平均値には、あまり意味がないようだ。要は、三日坊主も多いが、地道に続けているブロガーも多いということでしかない。
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