何度も、いろんな言い方で言われたことだけど
さてさて、クリスマス前日である。世の中はクリスマス・ソングで包まれる。
考えてみると、私のハーモニー感覚は、かなりの部分、クリスマス・ソングで養われた。街で「ジングルベル」や「きよしこの夜」が聞こえると、無意識に低音部を付けている自分を発見してしまう。
和音という要素をあまり気にしない日本人の血を受けて、ハーモニー重視の西洋音楽感覚を身に付けるのに、クリスマス・ソングの果たした役割は大きい。それだけでなく、何となく「バタくさい」(死語だが)感覚を生活に取り入れるのに、クリスマスは大きなきっかけとなっている。
今でもセレブな住宅街では、クリスマス・イルミネーションを競うのがトレンドらしい。やれやれ。
キリスト教徒でもないのにクリスマスを祝うのを批判する人もあるが、構うことはない。日本人は昔から宗教的には寛容だったのだ。ほんまもんのキリスト教徒には怒られるだろうが、イエス・キリストだって、八百万の神の一柱と思っているところがある。
我が家でも、24日から 25日にかけては、CD でクリスマス・ソングを流しっぱなしにする。
数あるクリスマス・ソングの中でも、私がご贔屓なのは、その名も "The Christmas Song" という歌で、"Merry Christmas To You" というタイトルになっている場合もある。ナット・キング・コールの歌が一番ポピュラーだと思う。
やっぱり、この歌の最後の歌詞は泣かせる。
そして、僕はシンプルなフレーズをささげたい
1歳から 92歳の子どもたちに
それはこれまでも、何度も、
そしていろんな言い方で言われたことだけどね
"Merry Christmas to you"
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