ぐうたらの先走り
ウチのサイトは、土日、祝日には、ガクンとアクセスが減る。会社の PC でアクセスしてくれる人が、とても多いみたいなのだ。
普通の休日でも減るのだから、年末年始や GW は、帰省や旅行でパソコンに触れられない人が多くなるので、さらに減る。で、こちらとしても、「力まない更新」をしようと思う。
これまで、「力の入ったエントリー」を書き上げて、夜中の日付の変わる頃にアップロードし、「ありゃ、そういえば、今日は土曜日だった」なんて気付くことが、かなりあった。土曜日というのは、なぜか平均すると当サイトで一番アクセスの少ない曜日なのだ。
私はこれで、妙にウケを狙いたがるところがあって、客足の少ない土曜日に「ここ一番」みたいなエントリーをアップしてしまうと、なんだか損したような気になってしまうのである。「月曜日までとっとけばよかった」なんてケチな考えを起こすのだ。修行の足りないことである。
で、アクセスの少ない GW なので、いっそ、その修行の足りなさを遺憾なく発揮して、ぐうたらな更新をしてしまおうと思っているわけである。なにしろ、こうして書き始めているくせに、ネタのことまでは、まだ考えが及んでいない。
せっかくアクセスしてくれた貴重な読者には、はなはだ恐縮なのだが、たまには、こんなぐうたら更新があってもいいだろうぐらいに、寛大に思って頂ければ幸いである。なにせ、ゴールデンウィークだし。予報によれば、天気もいいようだし。
で、仕方ないから、ちょっと得意の旧暦ネタにふろうと思う。新暦では今日から 5月だが、旧暦では、まだ卯月(4月)の 4日である。旧暦が皐月(5月)になるのは、今月の 27日だ (と、当たり前のことで苦しい前フリにする)。
てことは、このところ、旧暦と新暦の差が、1か月ないのである。1か月半ぐらいの差があることも普通なのに、今年の 5月は、たった 27日遅れで旧暦が新暦を追いかけている。
実は、これでは差が詰まり過ぎなのだ。それで、今年の旧暦は、文月(7月)を 2度繰り返すことになっている。いわゆる、閏 (うるう) 7月だ。その間に、新暦をどんどん先に行かせてしまうのである。
それで、2度の 7月でもたついた旧暦が ようやく葉月(8月)に入る頃には、新暦はもう 9月 22日まで進んでいて、ちょうど頃合いの間隔になる。
こうでもしないと、来年の旧正月が早くなりすぎて、寒の真っ直中になり、「新春」の名に値しないことになってしまう。閏月のおかげで、来年の旧正月の元旦は、新暦でいえば、立春もとっくに過ぎた 2月 18日になり、まさに「新春」と呼ぶにふさわしい頃合いとなる。
こんなこともあって、私は新暦の元旦に届く年賀状に、「賀春」とか「迎春」とか「新春のお慶びを申し上げます」とかとは、絶対に書きたくないのだよね。だってそれは、旧正月の台詞であって、寒の入りを前にして言うことじゃないだろう。
しまった、今気付いたが、このネタは、今年の 12月頃の「旬」の時期まで取っておけばよかった。ぐうたら更新をするはずだったのに、土曜日に力んだ更新をする以上の先走りを演じてしまった。
でも、ちょうどいい落ちになったし、それに、今日は一応月曜日だし、まあ、いいか。
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