トップページを見ただけで嫌になってしまうサイト
トップページを見ただけで嫌になってしまうサイトというのが、以前は結構あったけれど、最近では、少なくとも有力企業のサイトはウェブデザインがかなり洗練されてきている。
ところが、「ほ~むぺ~じ日記」からのリンクで知ったのだが、NHK オンラインは、今どき珍しく、トップページを見ただけで嫌になる。
ページ幅が 1024ピクセルの固定で、動かしようがない。今どきは左側に 「お気に入り」 のバーを表示する人が多いだろうから、端から端まで表示できない。横スクロールの必要なトップページなんて、それだけでアウトである。
私はウィンドウを画面一杯に最大化する習慣がないから、サイドバーなしでもアウトだ。それに、IE ではそうならないが、Firefox でみると、真ん中の 「ただ今放送中」 という枠の中まで、横スクロールが必要になっている。ご丁寧なことだ。
とにかく、コンテンツが単に横に広がっているだけではない。真ん中の 「ただ今放送中」 を境に、左右にスプリット状態になっているので、こちらの視線までスプリットされてしまいそうだ。視線の誘導がなっていないという以前に、最初から、どこに焦点を合わせていいかわからない。
このページをデザインした人は、とにもかくにも「バラエティ豊かな NHK のコンテンツ」を表現したかったのかも知れない。しかし、このサイトを見る限りは、「バラエティ豊か」というのは、「分裂状態」と同義語なのではないかと思えてしまう。
それにしても、このトップページをみて、内部で「おいおい、もうちょっとなんとかならんのか?」という声がでなかったのか、不思議でならない。NHK という組織は、ちょっと信じられないところがある。
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